ハードディスクの状態をチェックしてみよう

前回のウイルス対策ソフトのエントリに続き、パソコン本体に関する記事です。




ハードディスクは、パソコンの中に入っているデータを全て保管している部品であり、逆に言えばハードディスク以外にはデータを何も保存していませんが、ハードディスクが壊れてしまえば全てのデータを失うということになります。

イメージとしては、CPUは頭脳。Memoryは作業机。ハードディスクは本棚。


ハードディスク(以下HDD)が壊れる原因としては、経年劣化はもちろん、熱、湿気、衝撃などが挙げられます。寿命はまちまちですが、5年前後であることが多く、壊れはじめの症状としては、異常に重い、遅い、フリーズするなどです。

簡単に説明だけしますと、HDD内は多数のブロックに分かれており、各領域をセクタと呼びます。
セクタ内にこれまた多数のデータが保存されているのですが、このセクタが潰れていくこと=故障です。
潰れたセクタのことを不良セクタと呼ぶのですが、今回紹介するのはこの不良セクタを見極めるソフトです。

CrystalDiskInfo





通常版のインストーラ(exe)をダウンロードすれば間違いないです。
インストール後に起動すると、こんな画面が出ます。


“>CDI.png

正常の場合は問題ありません。
S.M.A.R.T情報を調べるだけの簡易検査ですから、信頼性という意味ではそこまで高くはありませんが。


しかし、このように注意となっている場合、マジで注意です。
パソコンがまともに起動しなくなるまでのカウントダウンが始まっています。
必要なデータのバックアップは必ず取っておきましょう。
例えば、仕事で使う資料関係、写真や音楽のデータ、各種ソフトの設定やconfig、インストールしてるソフト一覧など。

CDI_001.jpg


で、壊れてしまってWindowsが立ち上がらなくなったなら、HDD交換を行うかPCごと買い替えになりますが、HDD交換はメーカーなどに依頼するとデータが消えた上に高額修理となるので、知識があれば自分でやったほうがだいぶ安上がりです。

もし自分自身で行うのであれば、注意と出た時点でクローンを作成し、交換を行うのが良いです。
クローン作成の機材としては以下のようなものがあり、5~6k程度で購入することができます。



まぁゲーム程度しか入ってないのであれば、難しいことをするよりも
ささっと買い換えちゃったほうがいい場合も多いですけどねφ(*’д’* )

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