【AVA講座】すべての状況で射線(ライン)を意識する【Part.17】

AVA J-Championshipで
スターランク(RP2001以上)を目指すための講座です。

【第17回】すべての状況で射線(ライン)を意識する

射線のことを私はラインと呼んだりもします。ガン待ちでの置き、覗き、カバー、すべての状況で、配置ではなく”ライン”を意識してください。

ラインを意識した詰め

もし、配置しか意識していない場合、敵がそこにいるから侵入できない、または正面での交戦が発生すると考えがちです。しかしラインを意識した場合、その配置に敵がいたとしても、一瞬でも敵がラインを変えた瞬間なら侵入できます。ボクはこの技術が一番得意です。自分を相手に置き換えて考えて、銃声が鳴った時、味方の交戦時、リロード時、グレのタイミングなど、一瞬でも見てないタイミングがあればそこで詰めます。

DualSightでLとアンテナで敵が待っている場合

キャットからCTに煙を焚いて、貫通やグレネードを投げ、身体を一瞬晒して出る振りなどして気を引けば、どうしても気になり、射線を外す瞬間があります。そのタイミングで抜けます。

その配置に敵がいたとしても、ラインが一瞬ズレてくれればいいんです。そのために丸グレやFBを使います。1vs1の状態で煙はどのように使いますか?まさか煙が焚けるまで待ってないですか?それでは焚けた頃には敵が寄ってきてしまいます。敵の視界に入って丸グレであれば避けなければ食らうくらいの位置に投げつけ、敵が一瞬グレを避けようとした、ラインを変える動作のタイミングで前に出ます。

そうすれば、本来あと見えであったとしても先見えに変えることもできます。ちゃっかり侵入して横から撃つこともできます。

ラインを切ってからの突入で生存率を上げる

クラメンやフレンド同士で、INDIAの1階段からの攻めとダクト階段での守りで試してみてください。強さのレベルが上がるほど投げ物には過敏に反応するので、一瞬ラインを切るタイミングが必ずあります。そういった投げ物の使い方も意識してみてください。

攻めであれば突入の際にラインを切ってから入れば最初の1人目の生存率が大幅に上がります。これはHBの1攻めが特に当てはまります。守りであれば味方の配置ではなくラインで考えて穴がないかどうかを確認します。そうすれば裏取りは当然防げますし、味方のカバーをするためのラインを意識することができます。

そのためには味方の報告も大事です。どこにいるかというのはTABを押せば確認できますが、どこを見ているかというのは報告がなければわかりません。報告によって、ずっと見ているのか5秒に1回見ているのか、ミリ置きしているのかがわかります。報告についてはまた次回以降で触れますが、攻守ともにラインを意識することで立ち回りがガラリと変わります。

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