1.パソコンのスペック
パソコン自体の性能が足りているのかどうか確認をしましょう。
AVAの場合はグラフィックボードではなくCPUに左右されます。
2年前に計測したデータなので古くなっていますが、参考にはなるかもしれません。
また、Windowsの軽量化設定を行いましょう。
2.端子を確認
当たり前のことですが、挿すところに挿さっていなければ性能は出ません。
グラフィックボードを自分で取り付けた場合はPCI Express x16に挿しているかどうか、そもそもモニターから伸びたケーブルをマザーボードではなくグラフィックボードに挿しているかなど、基本的な部分を確認しましょう。
3.グラボ設定を確認
グラフィックボードには複数の設定項目が存在します。
グラフィックを綺麗さを優先するかそれとも滑らかさを優先するかを選択できます。
電源管理モードはパフォーマンスを優先にしておくほうが性能は発揮できます。
4.ゲーム内設定を確認
解像度やグラフィック設定によって滑らかさは大きく左右されます。
筆者の設定を載せているので確認してみてください。
5.不要なソフトを停止する
ブラウザは想定以上の負荷がかかっていることがあります。例えばYoutubeなど動画サイトを裏で開きっぱなしの場合、大きく負荷がかかることがあります。同様にSkypeを使用していなくても常駐起動していることで負担が瞬間的にかかり、無線LAN使用時にはPINGが大幅に上昇することがあります。
6.グラフィックボードを定格クロックで動作させる
グラフィックボードには負荷がかかっていないときには自動的に性能を下げる機能がついています。これは消費電力を抑えるためには重要な機能なんですが、必要なときにも性能を発揮してくれないような不具合がたまに出ることもあります。そのためにゲーム時のみ自動調節機能を切ってしまい、定格で動作させることによって目的の性能を発揮させる方法があります。
7.ウイルス検査を行う
ウイルスに感染していると、入力した個人情報の流出、PC内データの流出および破損、動作の遅延、遠隔操作といった犯罪の危険に晒されることになります。ウイルス対策ソフトは無料のもので結構ですから必ずインストールしておくようにしましょう。大した動作遅延ではないと高をくくっていると痛い目に会うもので、複合感染していると本来の半分程度しか性能を発揮できないようになります。
8.部品的な故障
部品的に故障していれば性能が発揮できなくて当然です。どのゲームにおいてもカクつきが感じられるのであれば部品故障の可能性が高いと言えます。また、検査用のソフトとして3DMarkと呼ばれるベンチマークソフトがあります。動画が流れ、どれくらいのスコアが出るのかを測るソフトで、他の人のスコアと比較することでCPUやグラボが正常の性能を発揮できているのか確認することができます。
ハードディスクのチェックはCrystalDiskInfoで簡易的に行うことができます。
9.システムの異常
Windowsというシステムは不具合が数多く存在し、普通に使用しているだけでもエラーが重なって誤動作が出てくることで有名です。そのため、長年使用していると何もしていなくてもシステムに不具合が出て部品の性能を正常に引き出せないようになってしまうことがあります。その場合、リカバリまたはOSの再インストールを行う必要があります。
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