バックアッパーとはカバー要員を指すのではなく、時としてアタッカーに変貌を遂げることができる人を指す言葉

アタッカーとバックアッパーって何?

前衛と後衛といったイメージでしょうか。
しかし、私がクランに所属しているときは使っていなかった言葉です。

先陣を切るかどうか、後ろに下がるかどうかは得手不得手の問題ではなく、
そのときどきに合わせた状況判断で変えていきます。

例:DualSightの1で確認してみよう

:1中の入ってすぐの角で戦車抜け警戒
:1上でキャット飛びおよびの察知に合わせて援護射撃

この状況で1を攻めようとしたとき、
先陣と後衛陣で分けたならば、がアタッカーでがバックアッパーでしょうか。

戦車裏から凸!

DDに煙を焚き、1上を取りに行こうとします。しかし1中からに覗かれていた。
仮にが戦車裏から交戦しようとすれば先に足を見られて倒されてしまいます。

ゴリ押しのラッシュならばそのまま駆け抜けていき、死んで後続に任せることも可能です。
でもそれって全然スマートじゃないですし、有効な攻め方とは思えないですよね。
少数戦なら使えない戦術なわけですし。

バックアッパーの出番!

こういった場面ではバックアッパーが気を利かせる必要があります。
戦車階段上を気にしつつ、DD側に回り、手前からを倒すのが綺麗なクリアリングです。

このとき、は先陣を切るアタッカーとなり
が後ろから撃たれないように戦車階段を警戒するバックアッパーとなります。

このように、アタッカーとバックアッパーは状況に応じて切り替える必要があり、専門は存在しません。

もちろん、普段から先陣を切るのが得意な人、基本的に後ろにいるほうが強い人というのは有り得ます。
しかし、先陣を切る人は相手の隙をつくタイミングだけを考えていればいいのに対して、
後ろにいる人は多くの情報を広い視野で判断する能力が必要になり、上手くこなすのが難しくなります。

結局どういうこと?

アタッカーやバックアッパーといった言葉の枠組みに囚われていると、行動の幅も狭まります。
もっと広い視野を持って、上空から戦場を見た気持ちになって、今どういう状況で、押すべきか引くべきか、味方が交戦するか迂回して交戦するかといった冷静な判断ができるように意識を高めていくと立ち回りが成長しやすいです。

バックアップが得意だと思っていた人は、本当に味方のバックアップ(アタッカー)ができているのか今一度考えてみましょう。

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