Riot Gamesの親会社は世界最大のゲーム会社テンセント。潤沢な資金と年月をかけてリリースされたFPSタイトル、Valorantをプレイしてみた。

構想から6年かけ、満を辞してリリースされました。Riot Gamesから初のFPSタイトルの登場です。Riotといえば世界最大の人口を誇るLoLで有名で、Valorantの開発陣にも元LoLのキャラクターデザイナーやCSの元プロがいたりします。

Riotはアメリカの会社ですが、実は親会社は中国のテンセントという会社です。世界5大企業は、アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、テンセントというふうになっていて、フェイスブックを抜いて5大企業入りしました。あまり聞き覚えはなく馴染みはないですが超でかい会社です。

LoLのRiotだけでなく、フォートナイトの運営をしているEpicGamesやスマホゲーの大手なんかもテンセントの子会社だったりするわけで、実はテンセントの息のかかったゲームをみんなプレイしてたりします。

そんな世界最大のゲーム会社が潤沢な資金と年月をかけて開発したFPSということで世界中から大きな期待がかかっていたわけですが、実際にプレイしてみて驚きました。

FPSで重視される要素としては、ゲームバランスを含む競技性、ラグを含むサーバーの安定性、チート対策、低スペックでも動く軽さ、初心者の入りやすさなどが挙げられますが、それをどれもクリアしてきているように感じています。

まずめちゃくちゃ軽くてサクサク動きますし、独自のチート対策システムを構築していてPCの深い階層にインストールされるのでチートがバレやすくなってます。リリース時から練習モードが搭載され、難易度別のbot撃ちや距離別の集弾確認、威力確認に加え、スキルや爆弾の設置と解除練習まで出来るなど、初心者から研究したい上級者まで誰もが使いやすいように工夫されてます。

世界最大のゲーム会社にサーバーの不安定さがあるわけもなく、競技性は今後のアップデートにもよるところではありますが、テンセントとしてフォートナイトやLoLを運営していた経験値の蓄積があるならば大きく方向性を間違うようなことはないはずです。

あくまでも撃ち合いを主軸に置き、補助的な役割としてスキルがあるように感じます。武器やマップもCSをトレースしたような、まあ開発陣に元CSプロがいるのだから当然ですが、銃のリコイルコントロールは難しく、連射してまともに狙えるのはせいぜい初弾から5発までで、HSを重視するゲームデザインです。

課金の武器スキンの価格設定は高めですが、それ以外に課金要素も特になく、無料な上にかなり面白いので、ぜひぜひプレイしてみてください。

コメント

  1. げる山 より:

    オーメン解説待ってます

    • xxxv より:

      シュラウデッドステップは高所に登ったりして意外性をつくのが基本ですが、もっと面白そうな使い方がありそうですよね。たしか海外の動画でバインドのテレポーターを使って、入ったように見せかけて元に戻るってのをやってました。

      視界を遮るスモーク系は、攻めで射線を切るのにも守りでラッシュ止めにも役に立ちますよね。

      パラノイアがカバー寄りの能力な上に攻めでは使いどころが難しいです。煙を焚くほどではないけど、侵入するときに一時的に撃たれたくない場所に飛ばして〜って感じになると思うので、やはり味方ありきなスキルかなと思います。

      フロムザシャドウは飛んだ先に敵がいるかどうかという運も絡むので、これもまた使いどころを選びますよね。少なくともマップはしっかり把握してないといけないし、敵の位置をある程度把握できたタイミングで使う必要があるので、オーメンというエージェントは後方支援かつ全体把握が得意な人向けかなって感じてます。